
「染めを纏う夏」再び。
長崎、出島にある築70年ほどの古いビルの2階。隠れ家のようなギャラリー&ショップ、List: を舞台に、宝島染工のオリジナル販売を始めた初期からイベントを開催させていただいています。昨年は夏を一度お休みして、秋の展示となりましたが、再び夏の長崎を旅することになりました。
List:松井さんが下に美しいことばを紡いで紹介下さっているので、ぜひ最後まで投稿ご覧いただきたいのですが、
三瀦の「瀦」が「みずたまり」と読むなんて恥ずかしながら今まで知りませんでした。でも確かにこの地に根を降ろし、藍色の「みずたまり」と日々向き合う宝島を表すような地名ですね。この場所に工房を構えたのも必然だったのか?ちなみに藍甕は3つではなく4つあります。
なにやら話が逸れましたが、
「染めを纏う夏2019」
皆さまのお越しをお待ちしております。
#repost @list_dejima
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【次回企画展のお知らせ】
宝島染工 染めを纏う夏2019
2019.8.16.fri. – 26.mon.
open 12:00 – 19:00 ( closed 20.tue. )
List:
長崎市出島町10 -15 日新ビル202号
今、私の体を纏うのは
草や木を揺らし
土や鉱物を育んできた風と水
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宝島染工の工房があるのは福岡県三潴郡大木町。見慣れない「潴」の字を調べると訓読みで「みずたまり」と読むと知り、あの大きな水槽を備える工房はまさに麦畑の中の湖のようだと、水音の絶えることのない染場に思いを馳せました。透明感のある天然の色彩に、草や木や鉱物などの原料が育まれてきた永い時を感じてください。
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◎宝島染工代表 大籠千春氏在廊 22日(木)23日(金)
◎ 会期中休み 20日(火)